人狼ゲーム のバックアップの現在との差分(No.7)



人狼ゲーム(じんろうげーむ)とは、「マフィア」に由来するテーブルゲーム

人狼ゲーム(じんろうげーむ)とは、ヨーロッパのカードゲームマフィア」に由来するテーブルゲーム

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フレーバー Edit


人狼ゲームは、次のようなフレーバーにより説明されるのが一般的である。

とある村に人を喰う人狼が紛れ込んでいることが判明した。村民たちは人狼を根絶するために、毎日1人ずつ怪しい村民処刑することにした。一方の人狼たちも、毎日村人襲撃する。果たして村人たちは全滅する前に人狼を倒すことができるのか。
 

基本ルール Edit


人狼ゲームは、参加者が複数の陣営(チーム)に分かれて争うゲームである。各プレイヤーには役職が振り分けられ、役職によって属する陣営が決まる。(たとえば、基本的なルールでは人狼陣営に属するのは人狼狂人である。)基本的な陣営村人陣営人狼陣営の2つで、ルールによってはその他の陣営が追加されることがある。各プレイヤーに割り振られた役職は秘密であり、プレイヤーは自分以外のプレイヤー役職を知ることはできない。

役職としては、ただの村民である村人や、村に紛れる人狼の他に、占い師をはじめとする特殊な役職が存在する。これらの役職は特別な能力を持つ(後述)。

昼と夜のフェイズ(後述)を繰り返すことで生存者が減っていき、一般的なルールでは、次の条件を満たしたときに勝敗が決する。

村人陣営: 人狼が全滅したら勝利。

人狼陣営: 人狼以外の生存者数が人狼の生存者数を下回ったら勝利。

人狼ゲームはチーム戦であるから、死亡したプレイヤーも自身の陣営が勝利すれば勝利となる。ただし、参加者が次々死亡していくというゲーム内容から、人狼ゲームを題材とした小説・漫画等では死んだら終わりのデスゲームとして描写されることもままある。

なお、ミラーズホロウの人狼では人狼陣営の勝利条件は上記と異なり、村人陣営の全滅である。「人狼陣営の勝利条件は普通の村人の全滅」としてプレイされることがあるが、これは誤解であり、正規のルールではない。もちろん、ローカルルールとしてそのようなルールを採用する分には問題ない。

人狼ゲームについて
二次製作物小説漫画映画書籍
 
製品人狼2人人狼3人人狼4人
汝は人狼なりや?7~16不可(2セット使用する場合15人以上)不可
タブラの人狼8~1516~2425~
 

その他のルール説明

商標 Edit


人狼ゲーム配信者くどう丸氏によると人狼ゲームとは、「吊り縄村人陣営人狼陣営で取り合うゲーム」 (動画)

人狼ゲーム」の商標は、「だれでも自由に使えるように」鈴木教久氏が取得している。(ソース)
 

プレイ方法 Edit

対面人狼インターネットを使わずに実際に会って行う人狼ゲームです。喋り方、声色、表情、仕草などが見れるため、コミュニケーション能力を必要とします。
オンライン人狼インターネットを用いた人狼ゲームです。後述している、チャット人狼BBS人狼ボイスチャット人狼リモート人狼はすべてオンライン人狼です。
チャット人狼オンライン人狼の一つで、インターネット上でチャットを行うようにしてゲームをする人狼ゲームです。声色、表情、仕草などは表現されません。よって、しゃべるタイミングや、しゃべっている内容が精査対象となります。普及当初は、[更新]ボタンを押さないと他者の発言内容が自分に反映されませんでしたが、2021年現在ではリアルタイムに発言が反映されることがほとんどです。
BBS人狼オンライン人狼の一つで、インターネット上の掲示版を使った人狼ゲームです。チャットよりもリアルタイム性に欠けるため、長期戦になります。ほとんどの場合、ゲーム内での1日と、実際の1日が同期しており、1ゲームが終了するのにだいたい4~8日程度かかります。チャット人狼と異なり、リアクション速度が重要視されないため、タイピングが苦手でも安心して遊ぶことができますが、ゲーム終了までに数日以上かかります。
ボイスチャット人狼オンライン人狼の一つです。電話のように声を使った人狼ゲームです。
リモート人狼オンライン人狼の一つです。WEBカメラとボイスチャットを用いた人狼ゲームです。
 

外部リンク
 
 
 

ゲーム進行 Edit


多くのルールでは、生存者が全員で話し合い処刑者を決める昼フェイズと、人狼占い師などの役職が秘密裏に能力を行使する夜フェイズを交互に繰り返してゲーム進行する。

ゲームは最初の夜から開始するのが一般的であるが、司会者によってはその前に昼と称して自己紹介の時間を設ける場合もある。また、1日目の夜、2日目の昼、2日目の夜、……というようにゲーム進行を日数で数えることがある。この数え方も司会者によって異なることがあり、特に日数が関わる役職を使用する場合は混乱の原因になりえるため注意が必要である。

人狼共有者のように複数人でセットの役職の場合は、夜の時間に秘密裏に相談をすることができる。ネット人狼の場合は秘密のチャットによりこれを行う。一方対面人狼の場合声を出すことができないので、顔合わせのみを行ったり、ジェスチャーで相談したりすることになる。ただし、司会者によっては筆談が行える例もある。

基本的な役職は以下の通り。製品によってはさらに追加の役職を採用していることがある。役職の詳細は各役職のページを参照。

村人陣営

村人:特別な能力を持たないただの村人

占い師:毎夜、プレイヤー1人が人狼か否か知ることができる。

霊能者処刑されたプレイヤー人狼か否か知ることができる。

狩人:毎夜、指定したプレイヤー人狼襲撃から守ることができる。

人狼陣営

人狼人狼同士で認識することができる。毎晩相談ののち、プレイヤーを1人襲撃して死亡させることができる。

狂人能力を持たない村人であるが、人狼の味方である。
 

歴史 Edit

 
1986ロシアの学生、ディミトリ―・ダビドフが「Mafia」を考案
1987Mafiaが初プレイされる。
1989学生の口コミでアメリカに伝わる。
1997米プログラマー、アンドリュープロトキンがMafiaの設定に「人狼ゲーム」の要素を加える。
2000パズル愛好家がオンライン掲示板でマフィアをプレイ。
 

人狼ゲームは、1986年にロシアのモスクワ州立大学に通う学生のディミトリ―・ダビドフが考案した、Mafiaがもとにになったと言われています。Mafiaは、役職名こそ違うものの、「市民陣営マフィア陣営に分かれてゲームを行う」「昼と夜のターンがある」「昼に多数決で処刑を行い、夜にマフィアが一人を襲撃する」といった人狼ゲームの基本システムが構築されていました。
 

ディミトリーは「情報に基づいていない多数派と情報に基づいた少数派」というテーマで研究をしていました。彼は研究を素早く進める必要があった為、研究対象の高校生たちが好意的に協力してくれるよう、このマフィアを創り出しました。
 
 
 
 
 
 
 

プレイ方法 Edit

対面人狼インターネットを使わずに実際に会って行う人狼ゲームです。喋り方、声色、表情、仕草などが見れるため、コミュニケーション能力を必要とします。
チャット人狼インターネットを用いた人狼ゲームで、WEB上でチャットを行うようにしてゲーム進行します。声色、表情、仕草などは表現されません。よって、しゃべるタイミングや、しゃべっている内容が精査対象となります。普及当初は、[更新]ボタンを押さないと他者の発言内容が自分に反映されませんでしたが、2021年現在ではリアルタイムに発言が反映されることがほとんどです。
BBS人狼WEB上の掲示版を使ってゲーム進行します。チャットよりもリアルタイム性に欠けるため、長期戦になります。ほとんどの場合、ゲーム内での1日と、実際の1日が同期しており、1ゲームが終了するのにだいたい4~8日程度かかります。チャット人狼と異なり、リアクション速度が重要視されないため、タイピングが苦手でも安心して遊ぶことができますが、ゲーム終了までに数日以上かかります。
ボイスチャット人狼電話のように声を使った人狼ゲームです。
リモート人狼WEBカメラとボイスチャットを用いた人狼ゲームです。