いりねこ/占い潜伏について-2022.4.10
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筆者は、3D人狼殺の9人人気村でゲーム終了まで占い潜伏をしてきた。結果は村人陣営の勝利。
ゲーム終了後に真占いのいりねこが潜伏していたのに対して「占い師で出ないのはおかしい」「荒らしだ」「リア狂」だと言われた。潜伏を選んだ理由を話そうとしたら、「うまぶるのはやめろ」「潜伏占いはうまい人だけがやるものだ」等と言われ、聞く耳を持ってはもらえなかった。
いりねこを責めたい他者の気もちはわかるが、3D人狼殺のレベルの低さを垣間見た気がした。
さて、愚痴はこのくらいにして、いりねこのゲームをもとに、占い潜伏のメリット・デメリットについて述べていきたいと思う。
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今回のゲームの概要
9人人気村 テンプレ | |
1日目 | |
1週目 | 6スタート |
1占い師CO6白 | |
3潜伏(1白。1狂人確定) | |
2週目 | 7霊能CO(9-2-3ラン) |
1-8一本指定 | |
3-2指定 | |
8処刑 | |
2日目 | 噛み-GJ |
1-9白 | |
霊結果-8白 | |
3(いりねこ)処刑 |
解説
真占い師のいりねこは5黒。潜伏して3-5ランをして吊られた。
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占い潜伏のメリット・デメリット
今回のケースの占い潜伏のメリット、デメリットを以下の表にまとめる。
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解説
1:占い師が1日目は潜伏すると、護衛対象にも選ばれない。潜伏しているから、護衛卓に入らない。1日目に護衛が入らず、噛みも入らず、2日目に確実に護衛をもらうことができるので、3日目まで生存することが確定する。一方で2日目以降にCOすると、「セオリーから外れるから」占い師の真が落ちる。
2:1でも述べたが、人狼の噛み筋は、霊能者か狂人の占い師に入る。真占い師が潜伏していて噛まれる可能性はほぼない。一方で、グレーとして潜伏しているわけだから、吊られたり、狂人に占い師を気づかれて黒を打たれる可能性がある。
3:狂人占い師の平和村の場合、人狼からは狂人が真占い師に見える。人狼の噛みは狂人に入る。一方で、人狼が囲われた時に、村を乗っ取られるので負けてしまうだろう。
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本題:今回のケースの村利とは
さて、冒頭のやり取りの中で、村利とは何かという議論にならなかったので、村利とは、村人陣営の勝利のための発言・行動と定義づけて考えたいと思う。
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・適切な情報
占い師としてCOしないことは、情報を村に伝えないことと同義である。占い師がCOせずに潜伏すると、「真占い師の占い結果が村に伝わらない」「占い師に人外がいることが伝わらない」といったデメリットが存在する。これが、占い潜伏が「村利無い」と言われる最大の要因である。この一点のみで潜伏占い師が「村利無い」と判断する人物が存在し、思考ロックする人も多くいる。
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さて、今回のケースだが、まず潜伏したことについての問題点を考える。
仮にいりねこが占い師COすると、いりねこ視点は、対抗占い師が狂人であることはわかっている。いりねこが真なら、グレーに2人狼構成になる。グレーの中の人狼を探すことになる。
いりねこが偽ならいりねこが狼・狂で残り2人外が村のどこかにいることになる。
次に、潜伏すると、対抗占い師が真占い師になる。いりねこを含めたグレーに2人狼いることになる。
さて、ここで考えてほしいのは、「対抗占い師(狂人)が正しい占い結果を出し続ける限り狂人が占い師を乗っ取っていても問題ない」はずである。
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占い師が潜伏すると正しい占い結果が村に伝わらないという問題点がある。
今回のゲームで、いりねこは2日目に人狼とラン提示した(3-5ラン)。仮に、いりねこが占い師COしていても同じ進行(3-5ラン)になる。
潜伏したことに何か問題があったのだろうか。
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・縄数
「真占い師が吊られたのがよくない」と言われたが、今回のゲームでは、COした場合と縄数以上でゲームが進んだはずだ。
表に整理しようと思う。
1日目吊り | 1日目噛み | 2日目吊り | 2日目噛み | 縄余裕 | |
今回 | 8吊り | 1噛み | 3(占い師)吊り | 1噛み | 0 |
COした場合1 | 8吊り | 適当に噛み | 3(占い師)吊り | 騎士噛み | PP |
COした場合2 | 8吊り | 3噛み | 1吊り | 騎士噛み | 0 |
COした場合3 | 8吊り | 3噛み(GJ) | 5吊り? | 3噛み | 0 |
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今回は、縄余裕0で進行し、COした場合も縄余裕が増えていないことがわかってもらえると思う。潜伏をしたことで縄数は減っていないし、期待値的に増えていると思われる。潜伏したことが村利になっていると思うのだが、どうだろうか。
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終わりに
本記事は、「潜伏占い師は村利ない」→「荒らしだ」と言われたため、荒らし扱いしてきた人への反論記事として執筆した。
今回のケースはいりねこは「村利ない」と判断される道理はないと思う。だが、今回はレアケースだと思う。例えば、「占い師を騙った狂人が人狼を囲っていて村を乗っ取られた」場合は、筆者は敗戦の責は潜伏した占い師にあると思う。
本記事に目を通していただいた方に誤解しないでいただきたいのは、本記事の趣旨は、「潜伏占い師は村利ある」のではなく、「潜伏占い師を村利がないと断罪し、荒らし扱いすることは間違っている」である。
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最後になりましたが、ここまで長文・駄文に付き合って頂いた方、ありがとうございました。ご意見・ご感想は、いりねこのTwitterまたは、Discord(irineko#4349)までお寄せいただければと思います。
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2022.4.10
Category/column