村中秀史
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プロ棋士としての実績
1992年 6級 = 奨励会入会
1996年 初段
2004年10月1日 四段 = プロ入り
2009年9月15日 五段(勝数規定)
2009年10月16日 六段(竜王ランキング戦連続2回昇級、6組3位→5組3位→4組)
2019年10月4日 七段(勝数規定)
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人狼プレーヤーとして
棋士でありながら、多くのニコ生番組に出演する対面人狼のプレーヤーとしても知られる。将棋よりも人狼関連の番組出演の方が圧倒的に多かったりする。
「人狼最大トーナメント」では何度もMVPを獲得し、「アルティメット人狼」においてもナンバリングの6や闘会議2016・2017とMVPを獲得したことから、「MVPハンター」と称えられることもある対面人狼界隈の人気キャストである。
いかなるときも勝負に真剣であり、自陣営が圧倒的に不利な状況でも最後まで諦めず、何とか生き延びようとする粘り強いプレイスタイルが特徴。メタ要素をなるべく排し、ロジックを重視する考察型のプレーヤーであるが、場に応じてパッションを使い分ける柔軟さも持っている。好きな役職は霊媒師。
「諸悪」の由来
棋士11人が人狼ゲームを行うという企画で、電王戦記念特番として2013年2月18日に「将棋棋士の人狼」が放送された。初戦で人狼をひいた村中は、同陣営の残り2人が女流棋士であったこともあり、自ら進んで占い師騙りに出る。そこで遅れてCO(カミングアウト)した真占い師である瀬川晶司との信用勝負に勝ち、瀬川の処刑に成功。その後は村陣営から疑われ村中も処刑となったものの、処刑される際に発した「皆後悔しますよ」という捨て台詞が村人の判断を誤らせ、最終的には人狼陣営が勝利した。
村人陣営で2日目に狼に襲撃され、天国ルームにいた佐藤慎一は、村中が処刑される際に「悪の根源、消えたか」とコメント。この「悪の根源」発言が視聴者に大ウケした。
特筆すべきは、全員が初心者である中の、一番最初のゲームであったことである。
初っ端から堂々と占い師を騙ってみせた度胸や、結果的にその働きで村を滅ぼした活躍が大きなインパクトを残し、「村中が諸悪の根源」、縮めて「諸悪」の愛称が定着した。
ちなみに村中本人は「諸悪」という愛称について、最初は良い言葉ではないので抵抗があったが、今は「それで覚えて貰えたのであれば良かった」と前向きに話している。
Youtube開設
2019年7月28日に初めての動画を自身のYoutubeチャンネルにアップし、将棋棋士としては香川愛生、伊藤真吾に続いて3番目となるプロ棋士Youtuberとなった(ちなみに皆人狼ゲーム経験が豊富な棋士である)。
配信内容は、視聴者からの質問に答える動画や、将棋ウォーズ実況動画、出演した人狼番組の振り返り動画等である。イトシンTVとのコラボや、公私ともに仲のいい中田功との王手将棋や対談動画もある。
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出演している動画
公開日 | 動画タイトル | 備考 |
2013.01.09 | プロ棋士によるコンピュータ将棋分析 Part 1 | ニコニコ動画 |
2013.2.18 | 将棋棋士の人狼/1 | ニコニコ動画 |
第119回アルティメット人狼 |
youtube
youtube
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書籍
新鋭居飛車実戦集(2008年5月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 978-4-8399-2860-5)- 西尾明・大平武洋 共著
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外部記事
村中秀史 | 日本将棋連盟 | 該当棋士のプロフィール | |
村中秀史 | Wikipedia | 同サイトの同名記事 | |
村中秀史 | shogidate.info | shogidate.infoの当該記事 | |
村中秀史 | ニコニコ大百科 | ニコニコ大百科の当該記事 |