黒囲い
黒囲い(くろがこい)とは、人狼ゲームの人狼側の作戦。主に占い師騙りの人狼が仲間の人狼に黒結果を出すこと。
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基本的な目的と意義
1.つながりを切ることで攪乱を狙う
黒囲いの目的の一つは、狼同士のつながりを表面上で切り、村人に疑われにくくすることだ。「仲間に黒判定を出す」という行動は、一見して狼陣営に不利に見えるが、これにより騙り占い師が信用を得やすくなる。
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2.生存確率を高める
黒判定を受けた狼が処刑されたとしても、他の狼が疑われにくくなり、村人の中で生き延びやすくなる。
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3.他の戦術と組み合わせる
「白囲い」などの戦術と組み合わせて、心理戦をより高度に展開することも可能だ。
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妖狐がいる村での応用
妖狐がいる村では、黒囲いが「狐ケア」の一環として使われる場合がある。
狐ケアを理由に「黒を飼いたい」と主張して、黒判定を受けた狼を処刑対象から外し、生存の時間を稼ぐ狙いがある。
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真霊能者とのライン形成
黒囲いをすると、真霊能者が「黒囲いされた狼」の黒結果を確認することになる。この結果、騙り占い師が「真占い師」のように見えやすくなる。これを利用して、騙り占い師が真霊能者とラインを作ることが可能だ。
リスクと注意点
黒囲いにはリスクもある。以下の状況では失敗しやすい:
村人が冷静で論理的に議論を進めている場合、黒囲いの意図を見抜かれることがある。
黒囲いされた狼が仲間のフォローを受けられず、孤立してしまう場合、逆効果になることがある。