マーダーミステリー のバックアップ(No.19)


マーダーミステリーとは、

① Murder Mystery。殺人ミステリー。推理小説のこと。→「推理小説」参照。

② Murder Mystery gameのこと。

 

本ページは、②について記述しています。

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本記事は書きかけです。

 

マーダーミステリーとは、パーティーゲームのジャンルの一つ。プレイヤーは、シナリオの登場人物になり切り、他のプレイヤーと関わりながら謎を解きつつそれぞれのキャラクターの目標の達成を目指す。人と関わりながら、ロールプレイ推理を楽しむゲーム

 
邦題マーダーミステリー
中国語表記剧本杀(Jùběn shā)
英語表記Murder Mystery Game
 

歴史 Edit

日本の「マーダーミステリー」の文化は、中国・台湾から伝えられた「剧本杀」が始まりである。「剧本杀」は、英語圏の「Murder Mystery game」がもとになった文化である。

日本の「マーダーミステリー」は「Murder Mystery game」とは異なる部分が多くあるため、留意されたい。

ゲームのジャンルとしてのMrder Mystery

「Mureder Mystery game」に触れる前に、ゲームのジャンルとして「Murder Mystery」があり、どのようなゲームを表すのかを明示しておきたい。

 

「Murder Mystery」は、日本語に直訳すると「殺人ミステリー」である。もともとは、小説のジャンルを表す言葉である。エイブラムスによれば、「犯罪小説(Crime fiction)、探偵小説(detective story)、殺人ミステリー(murder mystery)、ミステリー小説(mystery novel)、警察小説(police novel)は、犯罪行為、特にアマチュアまたはプロの探偵による重大な犯罪、一般的には殺人の調査に焦点を当てた物語を説明するために使用される用語」である。

例えば、海外の有名なボードゲームのサイト「Boardgamegeek」では、Murder/MysteryのジャンルのゲームにP.Iがある。

(人狼wikiでは、「Murder Mystery」については、詳しくは「推理小説」のページに記述しています)

 

・Murder Mystery game

 

 

・シナリオ

マーダーミステリーは「小説」「漫画」のような大きなジャンルである。マーダーミステリーには

マーダーミステリーのストーリーの多くは殺人ミステリーであるが、日本では殺人(マーダー)もミステリーもないゲームマーダーミステリーと呼ばれることがある。(詳しくは「歴史」の項を参照)

また、ストーリーの結末はマルチエンディングになっていることが多く、ゲーム中のプレイヤーによって決定する。

 

・シナリオのセット内容

 

シナリオには全員で確認する「共通情報」や個別「ハンドアウト」の他に、ゲームに必要な付録している場合がある。付録はカード、トークンの他、プレイヤーが着る衣装がついてくるものなど、シナリオによって多岐にわたる。

 

・遊び方

 

ゲーム進行はシナリオ毎に異なる。GMの指示で進めることが多いが、GMが不要なシナリオは、シナリオに進行用の説明書が含まれており、プレイヤー間で確認しながら進めることになる。ゲームの性質上、GMの指示や説明書を確認せずに不用意なものを読むと、それだけでゲームが遊べなくなることがある。

 

ゲームの参加人数は、シナリオ毎に決まっている。参加者はプレイヤー、GM、NPCに分かれる。GM、NPCは存在しないシナリオがある。

 

プレイヤーには、選んだキャラクターにあったロールプレイ(演技)が求められ、ゲーム中はメタ発言が禁止されることが多い。メタ発言が禁止されているため、ハンドアウトを見せたり、読み上げたりする行動は禁止される。

 

ゲームの様式 Edit

 

マーダーミステリーは多様な様式が存在する。本項では、日本ではあまり行われていない様式も紹介する。

 

形式による分類

 

・パーティー形式

 

特定範囲の場所を貸し切り(部屋・家・街など)、事件のあった現場を再現する形式。事件の手がかりとなる証拠は、実物(ときにカード化されている)であり、NPCの証言は、雇われた俳優やボランティアから聞く。プレイヤーは現場を歩き回って手がかりを探す必要がある。

 

テーブルゲーム形式

 

手がかりはカードや追加ハンドアウト形式になっており、プレイヤーは椅子に座ってゲームを行うことができる。(密談でほかの部屋に移動することはある)。多くの場合、インターネットを介してプレイすることも可能。

 

・デジタルテーブルゲーム形式

 

テーブル形式と概ね同じ。日本では、Discord等の通話アプリと「ユドナリウム」「ココフォリア」といったウェブサイトを用いて行う。

 

シナリオの性質による分類

 

・台本化されたゲーム(scripted murder mystery games)

 

プレイヤーには、あらかじめ「いつ・誰が・何を」いうかが定められたハンドアウトが配布される。参加者で劇を行い、殺人の起きた場面を再現した後に推理を楽しむゲーム

 

・相互作用が起きるゲーム(interactive murder mystery games)

 

プレイヤーには、キャラクターの背景や秘密情報が定められたハンドアウトが配布される。ハンドアウトには、多くの場合個別目標が設定されている。プレイヤーは、ハンドアウト議論のルールに従って、自由に行動・発言を行う。

 

こちらのタイプのゲームであっても、共通情報の読み合わせを行ったり、「別の参加者が~~と言ったら、××といってください」といった指示があるシナリオも存在する。

 

ゲームの流れ Edit

 

事前準備

 

シナリオ

 

ハンドアウト

 

剧本杀とは Edit

マーダーミステリーは中国語で「剧本杀」と言う。マーダーミステリーを中国語に再翻訳すると、謀殺之謎(Móushā zhī mí)となる。では、「剧本杀」とは、中国語でどのような意味を持つのかというと、

剧本:台本・シナリオ

杀:殺す・勝ち負けを争う

といった意味を持つ。(いずれもweblioより)

 

用語説明 Edit

NPC

 

シナリオ

脚本のこと。「共通情報」「ハンドアウト」その他の付録物からなる。

ハンドアウト

 

GM

 

関連事項 Edit

マーダーミステリーの成立に関りが深そうな事項について記述する。

推理小説

 

推理ゲーム

もっとも古い推理ゲームの一つとして、「Jury Box」が挙げられる。Jury Boxは、ゲームマスターが話した事件について、陪審役のプレイヤーが正しい推理をした場合にポイントが得られるシステムのゲームである。

正体隠匿系ゲーム

 

ボードゲーム

 

ディナーパーティーゲーム

謎解きコンシェルジュによれば、マーダーミステリーの起源は、20世紀初頭に欧米で親しまれたディナーパーティーゲームである。このディナーパーティーゲームが中国に伝わり、独自の進化を遂げ、ボードゲームのジャンルとして確立したものがマーダーミステリーである。

 

マーダーミステリーの成立

 

中国での流行

2018年オフライン体験型の「マーダーミステリー」のショップ数:約2400店
2019年オフライン体験型の「マーダーミステリー」のショップ数:役12000店。中国の体験型ゲームの市場規模は約5000億元。成長率は15%ペース。「マーダーミステリー」市場は急速に成長し、その規模は2018年に比べて2倍になり、100億元を突破した。

日本でのマーダーミステリーの歴史 Edit

日付出来事ソース
2019年3月台湾のボードゲーム制作会社 Moaideas Game Design社がディアシュピールに「マーダーミステリーを日本に普及させてほしい」との依頼をする。d-mystery.jp
2019年4月ディアシュピールがマーダーミステリーの定期的なイベント公演を開始同上
2019年8月31日マーダーミステリー専門店「Rabbithole」新宿店オープン(※1)
2020年2月Discordサーバー「マーダーミステリー オンラインセッション募集用」開設いりねこがイケメン氏に聞き取り

(※1)Google検索のRabbitholeのキャッシュによる。Rabbithole運営・設立を行った株式会社ミスティブの会社設立は2019年10月であり詳細不明(ソース)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

関連 Edit

 

外部リンク Edit

マダミス製作に関する外部リンク Edit