今回は、Discordの荒らし対策を紹介します。
#br
はじめに
2023年9月28日にDiscordの自サーバーに再び荒らしが入りました。
今回は、[[前回記事>いりねこ/Discordの荒らしについて]]に引き続き、さらにDiscordのセキュリティ強化について考えます。
#br
目次
・メンバーに権限を割り当てる。
・メンバーの権限を制限する。
・ロール「everyone」の権限を制限する(同時に、一般メンバーをeveryone以外のロールに割り振る)
新規向けのロールを作って権限を制限する
新規向けのロールを作ってチャンネル権限設定で見せたくないチャンネルは見えないようにする
認証機能を利用する
・認証機能を利用する
・セキュリティbotを導入する。
#br
・メンバーに権限を割り当てる。
Discordのサーバーは設立者が一人で管理する必要はありません。
Discordのサーバー内で他者をキックしたりBANしたりする権限をメンバーに与えることができます。
#br
メンバーに権限を付与するには、新しいロールを作成し、ロールごとに権限を割り振り、メンバーにロールを与えます。
具体的には、副管理人というロールを作成し、他メンバーのBANや投稿を削除する権限を設定し、信頼できる人に副管理人のロールを与えます。
#br
・メンバーの権限を制限する。
新規サーバー参加者がサーバーでできることを制限することで、荒らしの活動を制限できます。
具体的には、メンション(@everyone)の使用制限、チャンネルの閲覧制限などがあります。
そうした場合、既存メンバーには「一般」等のロールを作成し、付与すると良いでしょう。
#br
・認証機能を利用する。
サーバーに参加する際に、メールアドレスや電話番号の確認を行う機能があります。
電話番号を登録していないアカウントをBANしても、荒らしは新しいアカウントを作り直すでしょうが、メールアドレスや電話番号を紐づけられているアカウントがBANされれば荒らしは活動がしにくくなるでしょう。
#br
・セキュリティbotを導入する。
Discordには、不審な行動を行ったアカウントを自動でタイムアウト・追放・BANするbotが存在します。
#br
Vortex
[[招待URL>https://github.com/jagrosh/Vortex/wiki]]
Auttaja
[[招待URL>https://auttaja.io/]]
#br
*おわりに [#m8a09d27]
今回は、Discordの荒らし対策について記述しました。
この記事に対するご意見・ご感想はいりねこまでお寄せください。
#br
#br
#br
----
[[Category/column]]
投稿日:2023.9.29
投稿者:いりねこ